かなり前の話になってしまうが、トリノ・オリンピックの荒川静香には感動した。イナバウアーなどの演技の素晴らしさはもちろんだが、選曲の良さもあったと思う。そこで、今回はその「トゥーランドット(Turandot)」の聴き比べ! 企画としては「Amazing Grace 聴き比べ!」の二番煎じになってしまうが、まあそこはご勘弁ということで。
今回取り上げるのは、「トゥーランドット」の中ではお馴染みの「誰も寝てはならぬ(Nessun Dorma)」。王女トゥーランドットは求愛する男たちに無理難題を吹っかけ、失敗した男たちは首をはねられてしまった。初めて難関を突破したのは異国の王子カラフ。しかし王女はその愛を拒む。そこでカラフは逆に王女に問題を出す。「では、明朝までに私の名前を当ててみなさい。正解できれば私は潔く死んでみせましょう」。王女は北京の町の人々をたたき起こし、「この若者の名前がわかるまで誰も寝てはならぬ」と命令する。その騒ぎを横目にカラフが自分の勝利を確信して歌うアリアが「誰も寝てはならぬ」だ。
それでは次の5曲をどうぞ。
それでは左から順に歌っていた方の紹介を。
1は言わずと知れたルチアーノ・パヴァロッティ。トリノ・オリンピック開会式の歌は、記憶に新しいところだが、やはりこの曲はパヴァロッティなしには始まらなかっただろう。合掌。
2はサラ・ブライトマンで、01年のアルバム『クラシックス』より。クラシカルなアレンジに乗るサラの歌声は蠱惑的でさえある。
3はキャサリン・ジェンキンスで、05年のアルバム『夢を生きて』より。「オペラやクラシックの一番いいところを男性が全部もっていってしまうのは、不公平でしょ(笑)」というだけあって、堂々たる歌声だ。
4はフィリッパ・ジョルダーノで、05年のアルバム『プリマドンナ』より。英語の歌詞を付けてリメイクしたものだが、英語で歌う方がより強い気持ちを象徴できるからというのが、フィリッパの意見。確かにこの力強い歌声には魅せられる。
5は本田美奈子。04年のアルバム『時』より。2005年1月30日放送の「題名のない音楽会21」で歌われたこの歌が、彼女のテレビでの絶唱となった。
ここで忘れてならないのは、イギリスの番組「Britain's Got Talent」でのポール・ポッツさんの熱唱。これには魂が震えた。ワシのお気に入りはポールさんかなぁ。。。
Luciano Pavarotti : Nessun Dorma Torino 2006
Sarah Brightman : Nessun Dorma
Katherine Jenkins : I Vow To Thee My Country
Filippa Giordano : Going To Win
本田美奈子 : Medley (2004)
Paul Potts : Nessun Dorma (1)
Paul Potts : Nessun Dorma (2)
Paul Potts : Nessun Dorma (3)
Paul Potts : Nessun Dorma at Margam Park
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