デ・ダナンと言えば、「Ballroom」でドロレス・ケーンを、「Song for Ireland」でメアリー・ブラックを取り上げたので、今回はモーラ・オコンネル。
モーラ・オコンネルなら、まずはこのヒット曲でしょうってことで、デ・ダナンの初期の傑作アルバム『The Star Spangled Molly』から「マイ・アイリッシュ・モリー」。
モーラ・オコンネルは、アイルランドの西部クレア州はエニスの生まれ。素朴であか抜けない無名のお姉ちゃんが、世界に羽ばたくきっかけになったのがこの曲だ。「マイ・アイリッシュ・モリー」のビデオクリップも、メンバーが港で肩を組んで踊るといった素朴な作りだったが、これもモーラ・クオリティに染まったのでないかと思ってしまう。それにしても、この歌声! 力強く、どこか魅力的だ。
この『The Star Spangled Molly』は、1920年代のアメリカを意識して作られているが、「マイ・アイリッシュ・モリー」もコーニー(corny)で、作曲はハンガリー移民のジーン・シュウォーツが1907年にミュージカルのために書いたものだ。古き良きアメリカ、そしてアイルランド移民の香りを味わえるのが、このCDのよいところか。
それではもう1曲。モーラ・オコンネルの歌で、しっとりと「マギー」をどうぞ。
De Dannan : in Neachtains Pub part 2 (1983)
De Dannan : in Neachtains Pub part 3 (1983)
De Dannan : Reels (1980)
Maura O'Connell : Down By The Sally Gardens
De Dannan & Friends : Hard Times Come Again No More
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