スティーヴィー・ニックスのベスト「クリスタル・ヴィジョンズ」を聴いた。これを聴いて思い起こすのは、フリートウッド・マックの「リアノン(Rhiannon)」だった。
1977年はフリートウッド・マックの年と言えたのではないだろうか。アルバム『噂(Rumours)』が31週間に渡って全米1位に輝き、1000万枚といわれる史上空前のセールスを記録。76年に全米1位となった『ファンタスティック・マック(Fleetwood Mac)』に、「リアノン」は収録されている。
このフリートウッド・マックの大ブレイクは、絶対にスティーヴィー・ニックスなしにはあり得なかっただろう。スティーヴィー・ニックスは、まさに“コケティッシュ”という言葉がぴったりだ。あの蠱惑的なハスキーな歌声に多くの男が魅了されたことは、想像に難くない(俗っぽくなってしまうな・・・)。その魔力的な魅惑が十二分に発揮された曲に、この「リアノン」があると思う。・・・ここで「リアノン」は『ファンタスティック・マック』に入っているはずなのに、なんでトップの画像が『噂』なんだと思う方がいるかもしれないが、それは簡単! スティーヴィー・ニックスが写っているからなのだ(笑
ところで「リアノン」だ。リアノンは、ウェールズの神話では馬の女神として知られている。リアノンはウサギに変身するとも言われていて、ウサギから「月の女神」と関連する。リアノンの肩にとまる三羽の鳥のさえずりは美しく、すべての苦しみや悲しみがリアノンと三羽の鳥によって癒される・・・なんて書くと、「私はただ『Triad』という本に出てきた“リアノン”という名前にヒントを得て、曲を書いただけよ」というスティーヴィー・ニックスの突っ込みが入ることになっている(笑
もっともスティーヴィー・ニックスは、この本の人物について曲を書いたのではなく、超自然的存在として「リアノン」を書いたという。そのためか、この歌のリアノンと神話上のリアノンは、スティーヴィー・ニックスによって重層化して歌われる。
いまだかつて見たことはないはず
風に乗った女の人なんて
彼女が天国を約束したらあなたはとどまるかしら
あなたは勝ち取ることができるかしら…
Stevie Nicks : Rhiannon Live 1981
Fleetwood Mac : Rhiannon (1) Midnight Special 1976
Fleetwood Mac : Rhiannon (2) Live 1975
Fleetwood Mac : Rhiannon (3) Mirage Tour 1982
Fleetwood Mac : Rhiannon (4)
Fleetwood Mac : Dreams
Fleetwood Mac : Gypsy
Stevie Nicks : Stand Back
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「ちっ、ドジ踏んだぜ・・」
82年の夏だったが、この「クリア・カット」の2と3を90分のカセットに入れて、聴きまくっていたことを思い出す。友達が遊びに来たときにかけるテープはいつもこれだった。なぜって・・・それは言うまでもなく、当時一番クールな音だったから。ワシのお気に入りは、ピッグバッグとローラ・ロジックだったっけ。
ロンドン郊外で
その日はわくわくして帰ったことを覚えている。



