2009年11月14日

ちょっとひねくれたビートルズ楽曲ベスト20

ビートルズの全オリジナル・アルバム・リマスター盤発売を記念して、「カウントダウン・ザ・ビートルズ213」と称し、ビートルズの全213楽曲の人気ランキングが発表されたのが2009年9月9日のこと。また2008年には『レコードコレクターズ』が「あなたが選ぶビートルズ名曲ベスト100」を企画して発表している。この『レコードコレクターズ』の企画は、ビートルズのベスト20とワースト1を募集するというものだった。

そこで順位を見てみると、『レコードコレクターズ』の「音楽評論家の投票結果」にはかなり納得するものがあったのだが、一般投票の方は「なんで両方とも『イン・マイ・ライフ』が2位なんだよ」と、唖然としたことは事実・・・てなことで、時機は逸してしまったが、自分でビートルズ・ベスト20を作ってしまえと思って作ったのが次のランキング(※曲名をクリックすると動画を見ることができます)。

  1. アイヴ・ガッタ・フィーリングI've Got A Feeling
  2. ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァーStrawberry Fields Forever
  3. シーズ・リーヴィング・ホームShe's Leaving Home
  4. アイ・アム・ザ・ウォルラスI Am The Walrus
  5. レット・イット・ビーLet It Be
  6. 恋する二人I Should Have Known Better
  7. カム・トゥゲザーCome Together
  8. ゲット・バックGet Back
  9. ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープスWhile My Guitar Gently Weeps
  10. ア・デイ・イン・ザ・ライフA Day In The Life
  11. トゥ・オブ・アスTwo Of Us
  12. ザ・コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロー・ビルThe Continuing Story Of Bungalow Bill
  13. アイ・ミー・マインI Me Mine
  14. シーズ・ア・ウーマンShe's A Woman
  15. マーサ・マイ・ディアMartha My Dear
  16. ディア・プルーデンスDear Prudence
  17. ゴールデン・スランバーズGolden Slumbers
  18. アクロス・ザ・ユニヴァースAcross The Universe
  19. クライ・ベイビー・クライCry Baby Cry
  20. ヘイ・ジュードHey Jude

ちょっとひねくれた」と銘打った割には、できたランキングを見てみると、意外にまともなことに気づいた・・・ぃゃ、「まともだ」と思うこと自体がおかしいのか(笑)。てな感じでちょっとコメント。

ワシの1位は「アイヴ・ガッタ・フィーリング」。理由は以前の記事に書いたとおり、ビートルズの中では特筆すべき曲だ。「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」「アイ・アム・ザ・ウォルラス」「カム・トゥゲザー」「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」あたりは、ビートルズ通には評価の高い曲。そして定番の「レット・イット・ビー」「ゲット・バック」に、ポール・マッカートニーのバラード「シーズ・リーヴィング・ホーム」、『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』で最も印象に残った「恋する二人」、エリック・クラプトンのギターが秀逸な「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」を入れたのが、ワシのベスト10。

11位から20位は結構迷うところがあったのだが、11位は「トゥ・オブ・アス」。「ザ・コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロー・ビル」「アイ・ミー・マイン」は好みで選んだって感じか。アフタービートが印象的な「シーズ・ア・ウーマン」、ポールのピアノ曲「マーサ・マイ・ディア」、ホワイトアルバムの秀作「ディア・プルーデンス」、アビーロードの名メドレー「ゴールデン・スランバーズ」はランキング入りがおかしくないところ。そしてジョン・レノンの歌詞が秀逸な「アクロス・ザ・ユニヴァース」と「クライ・ベイビー・クライ」が来て、20位が「ヘイ・ジュード」というオチ(笑

まぁワシのベスト20はこんなところ。ホワイト派のワシはやはり『ホワイトアルバム』と『レット・イット・ビー』からの曲が多くなった。そしてワースト1だが、1966.seesaa.netさんの感覚にはベストの選曲も含めてかなり共鳴するところが多い。確かに「ドント・レット・ミー・ダウン」はワーストだろう・・・てなことでワシが選んだワーストは「アイ・ウォント・ユーI Want You」。以上「ちょっとひねくれたビートルズ楽曲ベスト20」でした。

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2009年09月03日

レッド・ツェッペリン「天国への階段」をハープで

レッド・ツェッペリン「天国への階段(Stairway to Heaven)」でのジミー・ペイジのギタープレイ カラヤンも絶賛したロック最高の名曲「天国への階段」については、『レッド・ツェッペリン天国への階段』で以前取り上げた。今回取り上げたいのは、その「天国への階段」のハープ演奏だ。

演奏するのは、アメリカのコートニーCourtneyさん。クリーブランドでハープを学ぶ20歳の学生さんだ。何でも大学ではチアリーダーをしているそうだ。この美しくアレンジされたハープの音色は、本当に癒やされる。この殺伐とすることが多い世の中に、一陣の涼風を届けてくれた。本当にありがとう。

てなことで、コートニーさんのハープで、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」をどうぞ。あと1994年11月10日、ジミー・ペイジロバート・プラント久米宏の「ニュースステーション」で演奏した「天国への階段動画も上げておこう。

Stairway to Heaven on Harp - full version

Page Plant - Stairway to Heaven

 Led Zeppelin : Stairway to Heaven (1973)
 Led Zeppelin : Stairway to Heaven (1975)
 Clapton, Beck & Page : Stairway to Heaven

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2009年07月17日

マイケル・ジャクソンの頭が燃える!1984年ペプシCMでの事故動画を…

マイケル・ジャクソンの頭が燃える!・・・これは1984年のペプシCM撮影でのこと。ちょっと衝撃的な映像だが、スーパースターにはいろいろな困難があったということで取り上げてみる。この事故の後、ペプシ側から支払われた3億円あまりの賠償金を、マイケルは自分を治療した病院に全額寄付したそうな。

改めて、マイケル・ジャクソンのご冥福をお祈りします。合掌


Michael Jackson's Pepsi Incident Hair on Fire - The funniest videos clips are here

Michael Jacksons Hair is on Fire

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2009年02月15日

ピーター・ガブリエル、アカデミー賞授賞式での演奏辞退!「Down to Earth」がアカデミー賞歌曲賞にノミネート

ピーター・ガブリエル、アカデミー賞授賞式での演奏辞退!「Down to Earth」がアカデミー賞歌曲賞にノミネートピーター・ガブリエルのニュース。映画『ウォーリー(Wall-E)』の主題歌「Down to Earth」でアカデミー賞歌曲賞にノミネートされているピーター・ガブリエルが、演奏時間が65秒間に短縮されたことに抗議し、授賞式での演奏を辞退するとのことです。

アカデミー賞授賞式での楽曲の短縮は珍しくないのかもしれませんが、それにしても65秒間とは!65秒で何ができるんでしょうか。

少しばかり抗議する」ことにした、というコメントが、ガブリエルくんらしくてよいです。そして「少し残念だ。楽曲提供者は、映画製作全体の中ではほんの一部分を担当しているにすぎないが、本当に一生懸命やっているのだし、授賞式に居場所があるべきだ」と述べたそうで、なるほど。

Peter Gabriel : Down to Earth

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2009年02月07日

レッド・ツェッペリン:死にかけて(In My Time of Dying)

レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin) レッド・ツェッペリンのライブ・パフォーマンスで最も気に入っているのが、1975年5月アールズ・コートの「死にかけてIn My Time of Dying」だ。

死にかけて」は、レッド・ツェッペリンフィジカル・グラフィティPhysical Graffiti』の中に収録された10分を超える大作。元々はトラディショナルなゴスペル・ナンバー「Jesus Make Up My Dying Bed」で、歌詞は1927年にレコーディングされたブラインド・ウィリー・ジョンソンの同曲を基にしている。この曲は、ボブ・ディランのデビュー・アルバム『ボブ・ディランBob Dylan』にも収録されているが、そのとき曲名が「In My Time of Dying」に改名され、ツェッペリンもそれに倣ったようだ。

死にかけて」は元がトラッドとは思えないほど、ツェッペリン流にアレンジされている。『フィジカル・グラフィティ』で、そのパワフルさは特筆すべきだろう。

アールズ・コートの「死にかけて」だが、まずロバート・プラントが元気なのがうれしい。このアルバムの前年に喉の手術をしていたことを微塵にも感じさせないほど、そのボーカルは魅力的だ。次にジョン・ボーナムのドラムだが、レコードでは「レヴィー・ブレイク」と同様のレコーディング方法で録音されたというそのパワーが目立つ。そしてそこにジョン・ポール・ジョーンズのベースが激しく絡む。ジョンジーが激しくベースを奏でるとき、ボンゾはバックに回るような感じになるのが、この演奏の妙というところか。

そしてジミー・ペイジだ。ボンゾとジョンジーに刺激されたのだろうか。ボトルネックを狂乱的に奏でるその様は、まさに「1970年代のパガニーニ」。このライブ・アクトのボトルネックは蠱惑的で、そのテンションは驚愕ものだ。

レコードでは、最後にボンゾが咳払いしてこう言う――
That's gotta be the one, hasn't it ?最高だろ?)」

Led Zeppelin : In My Time Of Dying (Live) Part1

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2008年03月28日

マイケル・ジャクソンとアル・ヤンコビックを同時に観てみたい!

Michael Jackson:Thrillerマイケル・ジャクソンMichael Jacksonのビデオクリップといったら、やはり「スリラーThriller」なんだろうが、ワシとしては「今夜はビート・イットBeat It」なのだ。何でだろうと考えたところ、どうも原因はウィアード・アル・ヤンコビック"Weird Al" Yankovicの「今夜もイート・イットEat It」らしいのだ。確かに「今夜もイート・イット」は、MTV史上に残る傑作パロディだ。

てなことで、マイケル・ジャクソンアル・ヤンコビックを並べて観てみたいというのが、今回の企画。2曲同時にかけてみるのも、なかなか乙なものだ。。。
 ※埋め込みがうまく再生できないときは、曲名のリンクからどうぞ。

Michael Jackson : Beat It

"Weird Al" Yankovic : Eat It

 Michael Jackson : Thriller
 Michael Jackson : Billie Jean
 "Weird Al" Yankovic : 今夜も EAT IT(オレたちひょうきん族 ver.)
 "Weird Al" Yankovic : Like A Surgeon
 "Weird Al" Yankovic : Fat
 "Weird Al" Yankovic : My Bologna
 "Weird Al" Yankovic : Another One Rides the Bus
 "Weird Al" Yankovic : Pacman

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2008年03月22日

ニック・カーショウ:ザ・リドル

Nik Kershaw : The Riddle ニック・カーショウNik Kershawの「ザ・リドルThe Riddle」は、メロディやビデオクリップは覚えているが、歌手名が思い浮かばないという、まさに“謎”の曲だ。「リドル・・・あったなあ。こういうメロディで、こういうPVで・・・あれ、歌ってたのだれだっけ?」てな感じ。

ニック・カーショウは、1983年にシングル「アイ・ウォント・レット・ザ・サン・ゴー・ダウン」でデビュー。その後、「恋はせつなく(Wouldn't It Be Good)」「ダンシング・ガールズ」「ヒューマン・レーシング」「ザ・リドル」「ワイド・ボーイ」「ドン・キホーテ」と、ヒット曲を連発。ハワード・ジョーンズポール・ヤングとともに、80年代ブリティッシュ・ポップ若手御三家として、ポップ・アイドルとして扱われる。しかし、アイドル人気に疲れ果てたニックは、アイドル・イメージからの脱皮を計ろうと試行錯誤し、ヒット曲からは見放されていく。

1984年の「ザ・リドル」は、何でもアルバム・リリース直前になって、レコード会社側からシングルになるような曲がないと言われ、その場で適当にすぐ書き上げた曲とのこと。即興で書かれたにしては、トラッド調のそのメロディは印象的で、ニック・カーショウの才能をうかがわせるに十分だ。小泉今日子が「木枯らしに抱かれて」で、この曲をパクったことはあまりにも有名。

ザ・リドル」のビデオクリップは、タイトルどおりまさに“謎”。「真夏の夜の夢」やアリスの伝統がある国だけあって、こうしたファンタジーを作らせたら抜群! まさに絶品だ。この「ザ・リドル」のビデオクリップだけでも、ニック・カーショウの存在感は“謎”ではない。

Nik Kershaw : The Riddle

 Nik Kershaw : I Won't Let The Sun Go Down On Me
 Nik Kershaw : Wouldn't It Be Good
 Nik Kershaw : Human Racing
 Nik Kershaw : Wide Boy

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2008年03月16日

デュラン・デュラン:ワイルド・ボーイズ

ミルコ・クロコップ、PRIDEで大吉 ミルコ・クロコップの約1年半ぶりの日本のリングは、DREAM旗揚げ戦。対戦相手は公募の末に田村潔司の愛弟子である水野竜也と、ドタバタ劇が展開されて、結果はミルコの秒殺。ミルコファンとしては、ミルコがUFCから逃げてきて、日本でかませ犬とやって勝ってもあまりうれしくないわけで、複雑な心境。日の丸パンツも善意で解釈したいが、何だかなぁ。。。まあ、日本でミルコ見れたからいいかぁ・・・てな感じか。

ミルコということで、ここで取り上げるのはデュラン・デュランDuran Duranの「ワイルド・ボーイズWild Boys)」。ニューロマンティックの旗手、MTVでヒット曲連発というのが、デュラン・デュランのイメージなのだが、正直言ってワシはデュラン・デュランはあまり好きではなかった。カルチャー・クラブにあるリズムの面白さ、曲想の独創性といったものが、デュラン・デュランには感じられないからだ。しかし、ミルコの入場曲ということで「ワイルド・ボーイズ」に接していると、妙な親近感がわいてきてしまうのも事実。

この「ワイルド・ボーイズ」は、全英で初のシングルチャート1位を獲得した「ザ・リフレックス」に続く、1984年のシングルだ。「ワイルド・ボーイズ」自体は、全米・全英ともにシングル第2位だったのだが、まあ大ヒットだったし、何せ金かけてるなぁ、レコード会社力入れてんなぁ・・・てなプロモビデオが印象的。でもデュラン・デュランには思い入れのないワシにとっては、結局のところ、「ワイルド・ボーイズ」はミルコの「ワイルド・ボーイズ」なのであった(笑

Duran Duran : Wild Boys (long version)

 Duran Duran : The Reflex
 Duran Duran : Hungry Like The Wolf
 Duran Duran : Save A Prayer
 Duran Duran : Union Of The Snake
 Duran Duran : New Moon On Monday

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2008年03月09日

ハワード・ジョーンズ:ニュー・ソング

Howard Jones : New Songハワード・ジョーンズHoward Jonesの「ニュー・ソングNew Song」はいい歌だ。「ニュー・ソング」がピーター・ガブリエルの「ソルスベリー・ヒルSolsbury Hill」の盗作ではないか、という話が持ち上がったとき、ピーター・ガブリエルが「いい曲じゃないか」と言って、「ニュー・ソング」を認めたため、ハワード・ジョーンズの株が上がったのは結構有名な話。1983年のことだが、著作権ばかり主張する輩はガブリエルくんの太っ腹を見習ってほしいものですな。。。

ハワード・ジョーンズのライブは1人でシンセサイザーを演奏するスタイルであり、当時は斬新なものだった。その後バンド編成になり、日本公演の様子はテレビでも放送されたが、結構楽しく聴いた記憶がある。アルバム『ヒューマンズ・リブ(Humans Lib)』『ドリーム・イントゥ・アクション(Dream Into Action)』、シングル「ホワット・イズ・ラブ(What Is Love?)」「オンリー・ゲット・ベター(Things Can Only Get Better)」「悲しき願い(No One Is To Blame)」などのヒットがあり、今聴いても曲の良さは失われていない。やはりハワード・ジョーンズは“ニュー・ソング”だったのだろう。

Howard Jones : New Song

 Howard Jones : What Is Love?
 Howard Jones : Hide And Seek
 Howard Jones : Like To Get To Know You Well
 Howard Jones : Things Can Only Get Better
 Howard Jones : No One Is To Blame

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2008年02月17日

カルチャー・クラブ:ポップ化するニューウェイヴ

Culture Club:Colour by NumbersNew Wave #13.Culture Club : Colour by Numbers

ボーイ・ジョージBoy Georgeの奇抜な女装、そのファッションとメイク、そしてソウルフルな歌声とダンス・・・1982年「君は完璧さDo You Really Want to Hurt Me)」を初めて見たときの印象はもっぱらボーイ・ジョージだった。カルチャー・クラブCulture Clubは、ニューウェイヴをポップな方向へと大きく展開させていく。

カルチャー・クラブのブレイクには目を見張るものがある。1982年に「君は完璧さ」(全英1位/全米2位)がヒットすると、続いて「タイム」(全英3位/全米2位)、「アイル・タンブル・4・ヤ!」 (全米9位)がヒット。1983年にセカンド・アルバム『カラー・バイ・ナンバーズColour by Numbers』(全英1位/全米2位)が発表されると、続いて「チャーチ・オブ・ザ・ポイズン・マインド」(全英2位/全米10位)、「カーマは気まぐれ」(全英1位/全米1位)、「ヴィクティムズ」(全英3位)、「ミス・ミー・ブラインド」(全米5位)、「イッツ・ア・ミラクル」(全英4位/全米13位)とヒットを飛ばす。「戦争のうた」(全英2位/全米17位)からは失速していくが、ここまでヒット曲を連続したのは特筆すべきだ。・・・日本語で歌ったから失速した、と思ってしまうのは気のせいか。。。

カルチャー・クラブのヒットにはヴィジュアル面が欠かせないが、それにはMTVの存在が大きかった。YouTubeのリンクを下記に示しておくが、サービス精神旺盛な楽しませる作りはMTVあってこそだ。ボーイ・ジョージは、まさにMTV時代の申し子と言えるだろう。ワシが特にぶっとんだのは「ミス・ミー・ブラインド」。江戸、愛情、甘酒・・・って、おい! 日本かと思ったら、タイとコラボしてムエタイは出てくるし、「めらめらと燃えている」つうのは何なんだ・・・とゲラゲラ笑ってしまうのだが、これも親日家ボーイ・ジョージのサービス精神なのだろう。

カルチャー・クラブはやはりニューウェイヴだ。この時代多くのヒット曲を放って、ニューロマンティックと呼ばれたバンド、デュラン・デュラン、スパンダー・バレエ、カジャグーグー、ユーリズミックスなどと比べると、カルチャー・クラブの楽曲はリズムやコンセプトで格段に秀でている。レゲエ、ダブ、カリプソ、ファンカラティーナから、ソウル、ゴスペル、ファンク、モータウンといった要素をポップに昇華していくカルチャー・クラブの感覚は見事としか言いようがない。カルチャー・クラブのポップさも、レコード会社の思惑に従うものではなく、時代の流れを先読みして作り上げていったもので、ボーイ・ジョージの個性を活かそうとしたジョン・モスの作戦勝ちといったところか。いずれにせよ、カルチャー・クラブが一時期ニューウェイヴの寵児となったことは否定できない。

 Culture Club : Do You Really Want to Hurt Me
 Culture Club : Time (Clock of the Heart)
 Culture Club : I'll Tumble 4 Ya
 Culture Club : Church of the Poison Mind
 Culture Club : Karma Chameleon
 Culture Club : Victims
 Culture Club : Miss Me Blind
 Culture Club : It's a Miracle
 Culture Club : The War Song

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posted by 上村龍司 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ニューウェイヴ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする